商品詳細
有田焼の窯元において、絵付全てにおいて最も素晴らしいと感じる貴祥窯の染付 鷺文 舟形長角皿を出品します。
高級旅館や料亭は貴祥窯の皿でなくては料理が盛れないと言われるほど、素晴らしい作品を製作しています。
サイズは写真をご確認ください。
貴祥窯は、初期伊万里、延宝、元禄といった古伊万里を忠実に再現している窯元です。
本作品は天明期(1780~1820年)にある墨はじきによる白抜き技法を駆使した見事な鷺文を描いた作品です。
全てが手描きによる染付の技法、大きな筆に適量の呉須だけを染み込ませた濃淡の使い方、線の太い細いを使いこなし迷いないデザインと良い構図を表現しています。下書きは一切しておらず、全てが本番勝負です。構図がまた素晴らしいです。
本作品で特筆すべきものは「墨はじき技法」です。この作品には墨はじき技法による鷺や雲を白抜きで表現しています。凄く手間がかかっており、1客の制作に多大な時間を要しています。
墨はじき技法とは、江戸期から鍋島ではよく使われた白抜きの技法です。その技法の手順としては、まず墨で文様を描き、その上を染付で塗ります。すると墨に入っている膠分が撥水剤の役目をし、墨で描いた部分が染付の絵具をはじきます。その後、素焼の窯で焼くと墨が焼き飛び白抜きの文様が現われるという、染織のろうけつとよく似た技法です。
貴祥窯の特徴は、技法だけでなく、呉須もよく研究されており、江戸期の呉須の発色を再現しています。天然呉須でもない現代の合成コバルトで江戸時期の呉須を再現できてしまうのかと驚きました。
この形状は1670~1680年に制作された延宝古伊万里にある染付 龍花唐草文 変形皿(柴田夫妻コレクションNo.1465)にあります。
実際に銘がなければ古伊万里と間違えてしまうほどの技術です。柴田夫妻コレクションで有名な柴田夫妻が実際に見られた時唸ったほどの作品です。
初期伊万里や古伊万里、天明期の古伊万里も新品だった頃は、このような感じだったのだと思います。
よろしくお願い致します。
見込に若干焼成時の難点がありますが、素晴らしい作品です。
素材···陶磁器/焼物
ブランド···伊万里焼・有田焼
形···角皿
アイテム 種類···取皿
アイテム 種類···中皿
商品の情報
カテゴリー: | キッチン・日用品・その他>>>キッチン・食器>>>食器 |
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商品の状態: | 新品、未使用 |
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ブランド: | アリタヤキ |
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