コツコツ様専用出品　昭和国産腕時計　【日本初】ハミルトンリコー　エレクトリック

1962年（昭和37年）に発売された日本初の電池で動く電磁テンプ腕時計のハミルトンリコー　エレクトリックになります。電磁テンプ時計を開発したアメリカのハミルトン社とリコーと三井物産で設立されたハミルトン・リコーで製造販売されました。この後のながれは、ブローバーアキュトロンを代表する音叉式腕時計が発表され、そしてセイコーのクォーツへと進化が急激に進み、あっという間にこの様な接点式テンプ腕時計は姿を消す事になりました。言ってみれば幻の時計（大袈裟ですかね）かもしれませんね。腕時計史においては外せない時計になると思いますが。
今回の出品物は初期に発表されたエレクトリック505をベースにして、合理化した555Eのムーブメントが使用されている1965年製造のセカンドモデルになります。文字盤の状態は良好で風防も、ヒビ割れは無く使用傷がある位です。この腕時計の特徴として、秒針のお尻が電気ビリビリをイメージした稲妻型になっています。ケースも裏蓋がぽっこりした、子供のお腹のようで、可愛さがあります。修繕履歴は裏蓋にありますが、かなりの間があります。稼働品ではありますが、今後、しっかり修繕して頂けましたらまだまたいけます。頑張ります。この555エレクトリックは皮ベルトも似合うと思いますが、金属ベルトでアメリカンウォッチ風にして、（ハミルトンの影響なのか、ラグが長いので）みるのも良いかもしれませんね。どちらも見る人、付けている人を電気⚡️で（魅力で）ビリビリしてくれると思います。

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